杉本博司さんの本のタイトルです。
この本の中の最終章「苔のむすまで」は太平洋戦争について考える時に読んでいただきたい文章です。次の戦争を回避するためには、このような視点も必要だなと思います。
「戦争反対」と叫んだり、「戦争=悪」と主張したりすることも必要かもしれませんが、歴史にもっと「人の心」の要素を入れることの必要性を感じます。
経済学においても、近頃は行動経済学のように人の心理的要素を考慮するようになってきていますし。
「人は十分に非合理的」らしいので。
2020.03.14 |
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社会での匿名性がすすむと、「罪」を犯しても「罰」を受けて「赦される」ということがなくリセット(=罪を犯していないのと同じ状態)できるようになるのでしょう。人間の「質」が低下するおそれがあるような気がします。
社会の匿名性がすすむことによっていいこともあります。いわれのない差別や偏見の被害から逃げられるとか。
何をしても赦される(罰せられない)状態に人がおかれた時に、その人は「理性的」に生きることはできるでしょうか。少なくとも私はできる自信が全くありません。
今の日本は(特に大都市では)けっこう匿名性があるので、ちょっと人のワガママ度が高いのはしょうがないのかもしれません。
かといって、個人情報のデータベース化が進んで、強力な監視社会になってしまうのもちょっと怖いです。そんな時代になった時に、その膨大な個人データの管理者(個人か組織かはわかりませんが)が十分に理性的であるといいのですが。
2020.03.12 |
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近頃、「ゆるい」が人気のようですが、それは「ゆるい」んじゃなくて「にぶい」んじゃないの?ってモノに出会って、その違いってなんだろうと思いました。
とりあえずの結論は、「ゆるい」は「『緊張感』や『透明感』のある脱力感」かなと思っています。
「ゆるキャラ」と言われているものの中にも「にぶキャラ」がいるのかも。
2020.03.10 |
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